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歯科衛生士ってどんな資格?給料相場や就職率は?

歯科衛生士ってどんな資格?給料相場や就職率は?

今回は、ちゃんとした国家試験に合格し「国家資格」を有する歯科衛生士のお話しです。

歯科衛生士はブランクがあっても問題なし!多くのかたが出産や育児後に再就職して活躍しています。気になる歯科衛生士の給料や就職率などの他、実際の求人サイトもご紹介していますのでご参考ください。

歯科衛生士の仕事内容とは?

国家試験に合格したお口の健康を守るスペシャリストです。

歯科衛生士は、歯科疾患の予防及び口腔衛生の向上を図る(歯科衛生士法第1条)ことを目的として、人々の歯・口腔の健康づくりをサポートする「国家資格」の専門職です。

メイン業務は、歯科予防処置、歯科診療補助、歯科保健指導の三つで、歯石や着色の除去を行うクリーニング(歯科予防処置)を担当したり、歯科医師の右腕となって治療のアシスタント(歯科診療補助)や、患者様のお口の中の環境をより良い状態に導くための指導(歯科保健指導)などを行います。

法的ルールとして、臨床で働く歯科衛生士のお仕事は、全て“歯科医師の指示のもと”となるので、歯科医師の指示無しにあれこれと好きに動いてはいけません。

しかし、経験を積んだあと独立して保健指導をメインに活躍している歯科衛生士も大勢いらっしゃいます。

歯科衛生士の給料(年収)はどれぐらい?

安い?高い?平均年収は353万

厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査によると、平成27年時点での歯科衛生士の平均月収は約25万7千円、年収では約353万4千円となっています。

全職種でみた年収に比べると歯科衛生士の年収額は下回りますが、女性のみでみた場合は平均よりも高い数字です。

歯科衛生士のお給料は、キャリアはもちろんですが、働くエリアや規模によっても差があります。

353万という数字は10人以上の規模平均額とされており、10人以下の所では342万と下がります。

しかし、100人以上では381万、1000人以上の大規模にもなると388万と10人以下の所と比べると40万以上の差があります。

歯科衛生士の就職率の高さは?

ほぼ100%! 高確率で採用される理由

高齢化に伴い、歯科衛生士の必要性は非常に高くなりました。しかし、歯科医院や施設が増加する一方で、歯科衛生士は未だ不足状態にあります。

「歯科医院がコンビニの数より多い」というのは有名な話ですが、歯科衛生士が求められる場所は一般開業歯科だけではありません。

大学病院や介護施設、保健所や歯科材料会社など、歯科衛生士が活躍する場は非常に多く存在します。そのため、歯科衛生士の数は昔から不足しており、未だにそれは続いています。

見方を変えれば、それだけ明確な目標をもって計画的にできる仕事ともいえるので、あえて数回転職して様々な知識や技術を身につけるという方も少なくありません。

歯科衛生士の求人、再就職のしやすさは?

ブランクがあっても問題なし!

多くの歯科衛生士が、出産や育児後に再就職して活躍しています。

歯科衛生士不足である今、再就職は難しいものではありません。歯科衛生士の求人サイトでは、多くの歯科医院が「ブランク可」と記載しています。

以前の職場とは違う歯科医院であっても、歯科治療で使用する材料や道具、治療の流れに関しても歯科医院によって大きく異なりますので、やり方を忘れてしまっていても特に問題はありません。

中には、再就職のしやすさを利用して、歯科衛生士とは全く別の職業にトライする人もいるぐらいですので、資格の強みを最大限に活かせる職業ともいえます。

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