この記事は約 2 分で読めます

高速バスはトイレがあったほうが安心?必要か不要か

高速バスはトイレがあったほうが安心?必要か不要か

ときどきしか夜行の高速バスを利用しないとわからないかもしれませんが、高速バスには人気の車両とそうではないものがあります。

高速バスや夜行バスで旅慣れている人たちは、予約をする際の判断の1つとして、「トイレの有無」をしっかりとチェックします。

単純に考えると、「長距離移動だし、トイレがあったほうが安心」と思いたくなるところですね。

でも実際は違うようなんです。

最近では、先に予約が埋まってしまうのはトイレなしの車両なんだそうです。
トイレなしのほうが人気のため、新車を注文する際にはあえてトイレを外す会社もあります。

でもなぜトイレなしのほうが人気なのでしょうか?
あったほうが安心ではないでしょうか?

トイレは必要か 意外な事実が明らかに

夜行でも昼行でも、高速バスに初めて乗るときには多くの人がトイレのある車両を好んで予約します。

でも1回利用してみて懲りて、「次からは絶対にトイレなしにする!」と心に決める傾向が、特に女性には多いです。

その理由として
・トイレがあるというだけで嫌な気分になった
・トイレ近くの座席でにおいが気になった
・嫌な音がした
という意見が聞かれています。

その他にも、「男性が使った後は汚れているので入る気にならない」とか、「落ち着かない」という理由も関係しています。

パウダールームを備えた女性専用のハイクラス車両なら別ですが、普通の高速バスならトイレはないほうがいいというのが最近の傾向です。

トイレがなくても問題ない?

夜行でも高速バスにトイレがいらない理由はほかにもあります。

それは、2時間おきくらいに休憩をはさんでくれるので、トイレの心配がいらないという理由です。

しかも、道中でどうしてもトイレに行きたくなったら、乗務員に伝えるだけで次のSA(サービスエリア)に寄ってくれるという安心感も関係しています。

なるほど、高速バスの旅の経験者で、休憩の間隔などを体験している人はトイレが不要と結論付けるのも納得です。

結局は好みで決められる

夜行バスや高速バスを運行する会社にとっては、トイレを設置すると、そのスペース分だけ座席を配置できないので収益に影響が出ます。

しかも、トイレがあることによって敬遠されるなら、メリットが残らなくなってしまいます。

今後新たに投入される車両からトイレが消えていってしまうと、“トイレ必要派”は困ってしまいますね。

いまのところは、高速バスの予約サイトからトイレのあり・なしを選択できるので、好みに応じて決めることができます。

誰が何と言おうと、旅の計画は自分の思い次第で調整することができます。

もしこれからもトイレなし希望者が増えれば、空席だらけのゆったりとした車内で、しかもトイレも自分の個室のような状態で移動できる時期が続くかもしれませんね。

人によっては意外な事実かと思いますが、今回は高速バスのトイレ事情について考えてみました。

これからも良い旅をお楽しみください。

カテゴリー
タグ