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朝から、おもちゃの取り合い。
上の子が積み木を積めば、下の子が崩しに来る。崩された上の子は泣く。下の子もつられて泣く。まだ朝ごはんも終わってないのに、親はもうぐったり。
いや、君たち、ほかにもおもちゃあるやん……。
きょうだいがいると、おもちゃ問題は1人っ子の家庭とは別物になります。下の子にはまだ早いおもちゃを上の子が欲しがるし、上の子が卒業したおもちゃは下の子にはちょうどいい。かと思えば、同じものを2個買わないとケンカになる場面も出てくる。

2人分そろえるとなると、費用も収納も倍。頭の痛い話です。
そこで調べたのが、おもちゃのサブスク「ChaChaCha(チャチャチャ)」にある「きょうだいプラン」。

そもそもChaChaChaとは興味に合わせて選ばれたおもちゃが届く定額レンタルサービス

子どもの年齢や発達、興味に合わせて選ばれたおもちゃが届く定額レンタルサービスです。
対象は生後3か月から6歳まで。1回に6〜7点(定価18,000円以上相当)が届いて、60日ごとに交換します。選定は知育の専門スタッフや保育士。カタログから最大3点までリクエストもできます。
プランは3つあって、基本プランが月3,910円、5歳児向け学習特化の学研ステイフル監修プランが4,950円、発達が気になる子向けの特別支援教育プランが4,378円。いずれも税込です。
ここまでは普通のおもちゃサブスク。話が変わるのは、きょうだいで使う場合です。
「きょうだいプラン」の中身

きょうだいプランは、追加料金なしの使い方です。契約は1人分。その1契約で届く6〜7点を、きょうだいで分けて届けてもらえます。
配分の希望も出せます。公式の案内にある例はこんな感じ。
- きょうだい2人なら、下の子に4点・上の子に2点
- きょうだい3人なら、それぞれ2点ずつ
希望がなければ均等に分けるか、前回と同じ配分で届くそうです。
申し込みの方法も難しくありません。申し込み後に届くヒアリングフォームで、きょうだいプラン「あり」を選んで、配分の希望を伝えるだけ。
しかも途中からでも変えられます。最初は1人で使っていて、下の子が生まれてからきょうだいプランに切り替える、という使い方も可能。配分の組み替えも、交換申請のときに連絡すれば対応してもらえます。

育ちに合わせて組み替えられるのは、理にかなった設計だと思います。
配分シミュレーション:年齢差で、こう変わる
「分けて届く」と言われても、ピンと来ないかもしれません。年齢差ごとに、配分のイメージを置いておきます。あくまで目安で、実際の中身はヒアリングとスタッフの選定で決まります。
パターン1:0歳+2歳(年子)

公式の配分例どおりなら、下の子に4点・上の子に2点。半々がよければ3点ずつも選べます。
0歳側は、布絵本や音の出るおもちゃ、ジム系など、ねんね期からハイハイ期に合わせたもの。2歳側は積み木やごっこ遊び系。
年子で一番しんどいのは、2人とも目が離せない時期が丸かぶりすること。届くおもちゃが2人分同時に新しくなると、少なくとも数日は「新しいものに夢中」の時間が生まれます。その数日が、親には結構大きい。
パターン2:1歳+4歳(年齢差3歳)

遊びがはっきり分かれる組み合わせです。配分は3点ずつが目安。
1歳側は積む・崩す、型はめのような手を使う遊び。4歳側はパズルや簡単なゲーム、考える系のおもちゃ。
この年齢差だと、上の子のおもちゃを下の子が触りたがる問題も出てきます。パーツの小さいものは、遊ぶ場所を分けるなどの工夫は必要。その代わり、上の子には「自分専用の新しいおもちゃ」が届くので、下の子に全部取られる感覚は薄まります。
パターン3:3人きょうだい

公式の配分例は、それぞれ2点ずつ。たとえば1歳・3歳・5歳なら、年齢に合ったものが2点ずつ届く計算です。
正直、1人2点は多くありません。でも「全員に、自分の新しいおもちゃがある」という状態は作れる。きょうだいゲンカの火種を1つ消す効果はあります。
点数が物足りなくなってきたら、配分の組み替えや、後述する他社の「兄弟パック」型(2人目以降を別料金で増やす方式)も含めて見直すタイミングです。
きょうだい家庭にとって、何がうれしい?
1契約で済む、という単純な話

サブスクを2人分契約したら、月額も単純に2倍です。ChaChaChaなら基本プランで月7,820円。

……まあ、浮いた分が子どもの食費に消えていくのは、どの家庭も同じでしょうけど。
月齢が違う2人に、それぞれ合ったものが届く
年子の難しいところは、2人の「今」がずれていることです。0歳には音の出る布のおもちゃ、2歳にはつまんで回す仕掛けのおもちゃ。同じ箱に両方入れて届けてもらえるのは、きょうだいプランならでは。
自分で2人分を選んで買うとなると、それぞれの月齢を調べて、店やネットを行ったり来たり。それがフォームに書くだけで済みます。
「同じもの2個買い」から解放される場面がある

取り合いの解決策として、同じおもちゃを2個買った経験のある家庭は多いと思います。買った当人は満足でも、親の財布と収納は悲鳴を上げる。
レンタルなら、2か月たてば中身が入れ替わります。「今だけ」のブームに、買い物で付き合わなくて済む場面が増えるはずです。
逆に、ここは割り切りが要ります
良いことばかり書くつもりはありません。きょうだいプラン特有の引っかかりもあります。

1人あたりの点数は減る
6〜7点を分ける仕組みなので、当然、1人あたりに届く点数は1人契約より少なくなります。下の子4点・上の子2点なら、上の子は2点だけ。
「うちの子は1つのおもちゃを長く遊ぶタイプ」という家庭だと、物足りなく感じるかもしれません。
リクエスト枠も共有
カタログからのリクエストは、1回の発送で最大3点まで。これはきょうだいプランでも契約全体での上限です。2人分の希望を3点に絞る必要がある。
しかもリクエストは確約ではありません。在庫次第で入らないこともあります。「あれを絶対借りたい」には向かない仕組みです。
学研プランは5歳以上が対象
学習特化の学研ステイフル監修プランは、対象が5歳以上のお子さん。2人目が5歳未満の場合、公式案内では基本プランが推奨されています。「上の子は学研、下の子は基本」を1契約で混ぜる形は想定されていないので、プラン選びは慎重に。
きょうだい利用の口コミ

利用者への聞き取りをまとめた記事では、「ヒアリングシートに兄弟プランを使いたいと書くだけでOKだった」という趣旨の声が紹介されています。申し込みとは別に難しい手続きがあるわけではない、という点は安心材料。
年子の子どもを育てるワーキングママの体験談では、ヒアリングシートに書くことで0歳用と1歳用のおもちゃを混ぜて届けてもらえた、という報告もありました。1人分の料金で年子2人分をまかなえたことと、おもちゃを選ぶ時間がゼロになったことが、忙しい家庭には刺さったようです。
一方で、点数の少なさへの不満は、構造上どうしても出てきます。6〜7点を分ける以上、1人あたりは少なくなる。この点は、契約前に家族で納得しておくのが大事です。
他社のきょうだい対応と比べると
きょうだいで使えるサブスクは、ChaChaChaだけではありません。各社の公式案内をもとに、きょうだい対応の方式を比べるとこうなります。
| サービス | きょうだい対応の方式 | 月額の目安 |
|---|---|---|
| ChaChaCha | 1契約の6〜7点を分配。配分の指定が可能で、追加料金なし | 3,910円〜 |
| トイサブ! | きょうだいプランあり。6点を分配し、均等配分が基本。配分の変更はマイページのチャットから申請 | 3,980円〜 |
| And TOYBOX | 1契約4〜6点の枠内でシェア。申込時に年齢や配分を相談できる | 3,278円〜 |
| キッズ・ラボラトリー | 2方式。シェア利用は追加料金0円。兄弟パックは2人目以降が半額で、1人ずつ専用の箱が届く | コースにより変動 |
方式の違いが見えますか。
ChaChaChaとトイサブ!は「1契約を分ける」方式で、ChaChaChaのほうが点数が多く、配分指定の自由度も高い。And TOYBOXは月額が安いぶん点数は少なめで、対象年齢も4歳ごろまでと短めです。
キッズ・ラボラトリーだけ毛色が違って、お金を足せば「1人1箱」にできます。上の子と下の子で遊ぶものが完全に分かれてきた家庭には、この選択肢があること自体が価値になる。
つまり、安く広く分けたいならChaChaCha、1人ずつしっかり量がほしいなら追加料金型も検討、という選び分けです。

共通の注意点も、先に言っておきます
きょうだいプラン云々の前に、ChaChaCha自体の契約条件で大事なものがあります。
- 最低利用期間90日:毎月払いコースは初月1円で始められますが、解約できるのは最低利用期間を過ぎてから。1か月だけ試す、はできません。半年払いも90日、1年払いは180日です
- 途中交換は送料自己負担:60日周期の通常交換は送料無料。周期の途中で替えたくなったら、往復送料がかかります
- 弁償不要には例外あり:日常のキズ・汚れ・パーツ紛失は原則弁償不要。ただし本体やセット全体の紛失、ペットの噛み跡、たばこの臭いなどは費用が発生します
- 解約は問い合わせフォームから:マイページでは完結しません。返却前に連絡して、期限までに佐川急便で返送する流れです
とくに最初のやつ。初月1円の軽さだけで申し込むと、ここでつまずきます。

料金を、もう一度だけ整理
| プラン | 月額(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 基本プラン | 3,910円 | きょうだいプランはこの料金のまま分配可能 |
| 学研ステイフル監修プラン | 4,950円 | 5歳児向け。2人目が5歳未満なら基本プラン推奨 |
| 特別支援教育プラン | 4,378円 | 発達が気になる子向け |
毎月払いコースは初月1円。半年・1年まとめて払いのコースもあります。支払い方法で月あたりの負担は変わるので、見るべきは総額のほうです。
よくある質問(きょうだい編)

3人きょうだいでも使えますか?
使えます。公式の案内では、3人でそれぞれ2点ずつ、という配分例が紹介されています。
途中からきょうだいプランに変えられますか?
変えられます。交換申請のときに連絡すれば、切替や配分の組み替えに対応してもらえます。
上の子が対象年齢を超えたらどうなりますか?
対象は6歳までです。年齢を超えた分は配分から外す形になるので、配分の希望を出し直すのが現実的です。細かい扱いは申し込み前に公式窓口で確認してください。
申し込んでから届くまで何日くらい?
初回はヒアリングフォームの受理から10〜12日以内が目安です。申し込んだ翌日に届くタイプではありません。
衛生面は?
返却されたおもちゃは素材に合わせて清掃・消毒され、密閉した状態で届けられます。高温スチームやアルコール消毒、次亜塩素酸水などが使われています。
まとめ:ChaChaChaのきょうだいプランとは?
きょうだいプランの価値は、シンプルです。2人分の契約を1つにまとめられること。そして、月齢の違う2人に、それぞれ合ったおもちゃを届けてもらえること。
取り合いが減るかどうかは、その家庭の子どもたち次第。そこまでは保証できません。
でも、「同じものを2個買う」「2人分を選んで買う手間」「増え続ける収納問題」の3つに心当たりがあるなら、検討する価値はあります。
申し込むなら、最低利用期間90日だけは忘れずに。初月1円は入り口の話で、契約は3か月からが本番です。




